歯周病とは
歯を支える歯の周りの組織(歯周組織=歯肉・歯槽骨)に起こる病気を歯周病といいます。
昔は、歯槽膿漏と呼ばれ、放置すると歯が抜けてしまう病気とされていました。
虫歯と並んで、歯の二大疾患とされ、多くの人が罹患している病気ですが、
近年まで、原因や治療法があまりはっきり分からず、現在でもまだ確立しているとはいえないため、歯科医師によって、診断や治療法がかなり分かれる病気といえます。
重症になると歯を支える歯槽骨も溶けてなくなるため、歯を失う原因になるばかりでなく、血液を介して体の他の重要臓器に病気を起こす原因になることが分かっています。